書籍・雑誌

2015年4月20日 (月)

自炊再燃

 かなり前に、パソコンに本を取り込む、通称「自炊」と呼ぶことをやるためのセットを購入したという記事を、書いたことがあります。
 http://marknew-blog.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-e393.html
 2012年の時点で購入したのですが…スマートフォンで見ると、あまり画面が大きくないため、読みにくく、結局断念してしまったという経緯があります。

 そのため、実家に放置していたのですが…最近、タブレットを購入しました。
 7インチのものなのですが、かなり画面が大きく、これならば本もしっかり読めるのでは…と思い、やってみることにしました。

 結果は…かなり、良い感じです。
 文庫本を取り込んだのですが、文字もはっきり読むことができ、普通の文庫本を読むのとほとんど変わらないくらいの快適さになりました。
 これで、ようやく本格的に、本を取り込む作業をすることができそうです。

 そのときに、いくつか気づいたことがあったため、記載します。
 まあ、このブログを訪れる人で、自炊に興味のある人は、さほどいないと思いますが…備忘録もかねて、という感じですね。

 まず、ScanSnapというプログラムと、スキャナを使って取り込むのですが…読み込む際の解像度は、スーパーファインで十分なようです。
 また、カラーは自動判別、読み取り面は両面にするのですが…一番大事なのは、その下にある「継続読み取りを有効にします」に、チェックを入れることです。

 自炊を断念した最大の理由が、「紙が切れると、自動的にPDFファイルになってしまう」ことで、継ぎ足す際にずれたり重なったりと、トラブルが多発してしまいました。
 ですが、この機能を有効にすることで、紙が切れた後にそこで終了させるか、更に続けて取り込むかを選ぶことができるのです。
 同人誌などの場合、表紙は厚い紙で、中身は薄い紙なので、まずは厚い紙を1枚だけスキャンしてから、中身をスキャンすることで、トラブルを防げると思います。

 そして、取り込んだファイルなのですが…そのままでも十分読めるのですが、一度アクロバット(アクロバットリーダーではなく、スキャナに付いてきたソフトの方です)で開き、「名前をつけて保存」→「サイズが縮小されたPDF」を選択することで、ファイルのサイズを小さくすることができ、更に文字が画像データから文字データに変化することで、読みやすくなります。
 する前に19.7MBあったファイルが、行ったことで半分の8.77MBになりました。
 タブレットで見る限りにおいては、十分な画質ですし、文字もはっきり読むことができます。

 そして、意外と苦労したのが、取り込んだ文章を読むためのアプリでした。
 パーフェクトビューアなども使ったのですが、あまりにもページ移行が遅く、断念し…ネットで検索してみたところ、「SideBooks」というアプリに出会いました。
 右とじ、左とじ(指をスライドさせる方向が変わります)のどちらにも対応でき、速度も速く、かなり使い勝手の良いアプリです。
 戻るボタンを使った後に、途中から読むこともでき…今のところは、かなり満足しています。

 最後に、意外と陥りがちなミスなのですが…本をぎりぎりのところで切断すると、ページの間にのりが残ってしまっていることがあります。
 そうすると、そこで確実につまりが発生し、トラブルの元になるので、すべてのページがばらけた状態になっていることを確認してから、スキャナにかけることをお勧めします。
 横着した結果、何度も読み込み直す羽目になり、非常に疲れたという経験があるので…。

 ともあれ、10冊以上取り込み、これでいつでも読むことができるというのが、うれしいです。
 普通の鞄だと、10冊の文庫本は、入れるだけで一苦労…ですからね(笑)。
 これからもっと、タブレットの強みが出てくると思います。

2012年5月 4日 (金)

あの時の感動は

 昨日は、体調不良だったため、一日中本を読んで過ごしてしまいました。
 その際に読んだのは、少し前にはまっていた小説なのですが…今読み返すと、いまいちに感じてしまいました。
 どうして、この作品にハマったのか…今となっては、分からないです。

 当時は、「面白い」と思い、何度も読み返した小説なのに…。
 その当時の自分が、少し羨ましいです。
 まあ、今は今で、別の作品にハマっているので、もしかしたら「趣味趣向の変化」なのかもしれませんけれどね。

 今日こそ、天気が優れてくれることを、願います。
 少しでも片付けや、いろんなことをやって、気分を晴らしたいですからね。

2012年3月 2日 (金)

自炊開始~!

 いよいよ、「自炊」道具が届きました。
 これで、本をどんどん、パソコンに入力できます。
 とはいえ、最初のうちは、結構大変だと思いますけれどね…。
 (実際、何度か紙詰まりを起こしてしまい…二冊、諦めましたから)

Imgp2587 Imgp2589

 こちらが、裁断機になります。
 なんと、180枚を一瞬で切り捨て…もとい(前記事の「ダンシング☆サムライ」を聞いているので…)、一発で解体できるという、凄まじいシロモノです。

 値段も高いですが…大概の同人誌ならば、確実に一発ですからね。
 厚い本でも、引き裂いてからやれば、大丈夫ですし…。
 大きいというのが、最大の弱点ですが、それでもすごいと思います!

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 こちらが、スキャナの箱です。
 思ったよりは小さい…というのは、裁断機を見て、感覚が麻痺しているのでしょうか…(笑)。

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 こうして見ても…それほど、大きくないかも?
 実際、裁断機を乗せたらいっぱいいっぱいだったボックスが、こちらだと3分の1程度しか占領されずに済みますからね。

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 と思っていたら…それは、「仮の姿」だったようです(笑)。
 展開すると…この大きさですからね。
 やっぱり、この箱は、他の物は置けそうにありません…。
 まあ、使う時だけ、どかせばいいのですが。

 スキャンの速度は…洒落にならないくらい、早いです~!
 それこそ、「あっという間」という感じで、非常に助かりました。
 もっとも、裁断をきちんとやらないと、「紙詰まり」の原因になるのですが…。

 まだ、買ってから間が無いので、これから徐々にやっていこうと思います。
 今の部屋は…相当凄まじい状態(せっかく、片付けたのに…)で、人には見せられないかも。
 とはいえ、だんだんと解決に向かうと思いますけれどね。

2012年2月28日 (火)

最終兵器、導入!

 私は、「片付けが、致命的に下手」です。
 そして、片付けで一番悩んでいるのが…本の多さです。
 おそらく、家にある本をすべて数えたら…数千冊はあると思いますし…。
 これだけ多いと、どうしても収納しきれず、見た目もひどい状態になってしまいます。

 そこで…ついに、最終兵器を導入することにしました。
 裁断機と、スキャナ…いわゆる、「自炊」です。
 説明すると、裁断機で本を切ってしまい、その切った本をスキャナで読み込み、パソコンの中に入れるという作業。
 大変ではありますが…物理的に片付けるためには、やむを得ないと思います。

 とりあえず、最初の一歩として購入したのが、こちらになります。

Imgp2568 Imgp2569

 ペーパーカッターというもので、A4サイズ対応、切れる枚数は10枚です。
 中国製のもので、あまり質は高くないと思いますが…それでも、「1,680円」という値段は、非常に魅力的。
 とりあえずは、これとスキャナ(私の場合、プリンターが複合機なので、スキャン機能がついています)を使って、やってみました。

Imgp2570

 中身は、こんな感じです。
 最初は、どう使うか分からなかったのですが…ローラーの部分に紙を通して、「往復させる」だけという簡単さ。
 スパっと切れて、なかなか良かったです。

 そのあとは…スキャナーで、一枚ずつスキャンするという、大変な作業。
 大抵の本は、表と裏、両面に印刷されているので、ひっくり返す作業も。
 本当に、大変でした…。
 逆さまになってみたり、間違えて二回スキャンしたり、途中でフリーズしてやり直したりと、トラブル続きで、相当大変だったかも…。
 終わった時には、ヘトヘトでした。

 感想は…「大変ではあるものの、それ以上の価値がある」という感じです。
 薄い同人誌一冊で、30分近くかかってしまいましたが…それでも、「一冊捨てられた」というのは、大きいですからね。
 とはいえ、このペースでは、「現実的ではない」というのも、また事実。

 そこで、思い切って、大型の裁断機とドキュメントスキャナ、購入してしまいました!
 裁断機は、180枚まで切れるので…文庫本も、数カ所引き裂けば、十分実用レベルです。

 そして、スキャナは、「次々と両面をスキャンできる」という、まさにうってつけの代物。
 これで、文庫本から同人誌、漫画など、ほぼすべての本に対応できそうです。

 お金はかかりますが(全部で、7~8万円はかかっていますね…)、それでも、「スペースを空けられる」というのは、それ以上の価値があることだと思います。
 おそらく、一回掃除を業者に頼めば、それくらいの金額はかかりますからね。
 そう考えれば、「高くはない」買い物なのかもしれません。
 スキャナと裁断機、どちらも通販(楽天)なのですが…届くのが、楽しみ~!

 本日のおすすめ動画(arcadia 手書きアニメーション)

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm10945043

 ダンバインというアニメを知っている人ならば…更に興奮するかもしれませんが、「スパロボで知っている」というレベルの私が見ても、洒落にならない作品だと思います。
 これ、「フルアニメーション(1秒間に、24枚!)」なんですよね…。

 そのすべてを、一人で書いて、音楽に合わせて…。
 1年間かかったらしいですが、「短い」と思いますよ!
 ぜひ、見てください。

2010年6月16日 (水)

鈍器購入

 本屋で、川上稔の、「境界線上のホライゾンⅢ上」が売っていたので、購入しました。
 個人的には、この前のシリーズ、「終わりのクロニクル」のほうが、好みではあるものの、こちらもそれなりには気に入っているので、購入対象です。

 ちなみに、この本(ライトノベルで、電撃文庫から発売されています)の最大の特徴は、「鈍器」と称されるほどの、分厚さ!
 ライトノベルで、870円という値段も、相当高価ですが、ページ数が740ページを超えるという、破格の厚さなので、コストパフォーマンスという点から考えると、ほかのものよりも優れているのかな…なんて、感じてしまいます。
 普通のライトノベルでは、300ページ前後のものが、多いですからね。

 とりあえず、週末にゆっくり読もうと思いますが…一日では、足りなくなりそう。
 じっくり時間をかけて、読むことにしようと思います。

2010年3月28日 (日)

マンガ漬け

 最近、「まとも」な本を読んでいないな…と、実感してしまいます。
 ちょっと前までは、まだライトノベルを読んでいたのですが、最近ではそれすらなく、マンガばかり読んでしまっています。
 もっとも、どんな本を読むべきか…という問題も、ありますけれどね。

 一番大きく、影響を与えているのは…やっぱり、TSUTAYAのレンタルかも。
 家の近くにあるので、どうしても利用する頻度、高いです。
 もっとも、最近ではほとんどのマンガを読みつくしてしまったので、借りる機会も減るとは、思いますけれどね。

 加えて、ゲームもプレイしているので…ゲームの文章を読むことはあっても、しっかりとした文章を読む力は、相当衰えているかもしれません。
 たまには、本屋のベストセラーを探して、読んでみようかな…?

2008年7月21日 (月)

速読

 漫画の本、全部読み終わってしまったので、返却の上で新たな本を借りることにしました…。
 いくら漫画とはいえ、10冊を2日かからずに読みきってしまう(きちんと、二度読みの上)のですから、比較的本を読む速度は速いのかも?
 もっとも、専門的に訓練を受けた人と比べれば、圧倒的に遅いと思いますが、漫画を速読したところで、意味が無いと思いますからね(笑)。

 ちなみに、借りたのは、ギャグ系の漫画です。
 精神的に疲れているときには、何も考えずに読める、こういう系統が一番。
 気分によっては、しっかりとした読み応えのある本を読みたくなるときも、あるんですけれどね。
 (職場で購入した、仕事の本も、暇つぶしになるので、結構読んでいたりします(笑))

 今日中に読み終えられれば、もう一度くらい借りにいけるかも…。
 仕事に入ってしまうので、それ以上は無理でしょうけれどね。

2008年7月20日 (日)

TSUTAYAで漫画

 TSUTAYAが、半額セールをやっていたので、行ってみたのですが…残念ながら、旧作限定で、準新作には適用されていないようでした。
 そのため、どうしても見たかった新作を一本だけ借りることにしたのですが、それだけでは少々寂しいのもまた事実。
 せっかくの3連休なのですし、何か無いかな…と思って、普段は足を踏み入れない、漫画コーナーの方に足を延ばすことにしました。

 他のTSUTAYAでは無いのですが、富士の店舗には、漫画の貸し出しを行っているコーナーも存在します。
 一泊なら70円、一週間なら90円と、ブックオフで購入する最低価格「100円」よりも、若干割安なのがポイント。
 そして、10冊まとめて借りることで、一週間借りても70円で済むという値段設定となっています。

 読みたかった漫画が、ちょうど9冊目まで存在していたので、それに適当な一冊を加えて、700円支払い、借りることにしました。
 一週間あれば、私の場合は十分読み終わりますし、「欲しい」本で無い場合には、返すことによって部屋のスペースを圧迫しないというメリットもあるので、意外と使える制度かもしれません。

 もっとも、使い慣れている人にとっては、漫画喫茶の方が、安価で便利なのかもしれませんけれどね。
 ただ、「家でゆっくり読める」というメリットは、かなりのものだと思います。

2008年4月21日 (月)

図書館シリーズ

 最近読み出して、見事にはまったのが、この「図書館シリーズ」です。
 「図書館戦争」、「図書館内乱」、「図書館危機」、「図書館革命」の四冊の本編と、「別冊 図書館戦争Ⅰ」の、計五冊が現在刊行されています。

 世界観が秀逸で、「図書狩りが行われている世界において、図書館が本を守る」という設定名のですが、ある意味現代の戯画的表現で、「少し間違ったら、ありえた未来」という感じを受けさせます。
 その世界において繰り広げられる攻防と、平行して語られる恋愛要素のバランスが、実に絶妙!
 基本的にはシリアスな世界観なのですが、主人公の女性がかなり直情的な性格のため、かなり「ギャグ」っぽい事件も多発し、読んでいて笑いがこみ上げることも、何度となくありました。
 このシリーズは、かなりお勧めの本だと思います。

2008年1月 1日 (火)

週刊誌は消え行く運命に

 あけましておめでとうございます。
 本年も、よろしくお願いします。

 いきなりタイトルがヘビーで、びっくりしたかもしれませんが、たまには「ココロ」が紹介したニュースに基づいて記事を書くのもいいかな…と思って、記事にして見ました。

 そのニュースによると、週刊誌、特に「週刊現代」のようなタイプの週刊誌の売れ行きが、スクープを続発しているにもかかわらず、圧倒的な落ち込みを見せているということです。

 その背景にあるのは、ネットによる情報の速報性が、週刊誌を大きく上回ることも、理由として挙げられていました。
 いまや、そういった週刊誌を買うのは、いわゆる「おじさん」世代だけ…らしいです。

 ちなみに、私はそういった週刊誌、及びTVのバラエティーを、嫌悪しています。
 他人のプライバシーを侵害して、自らは「報道の自由」をたてに取り、好き勝手をやっているようなこのタイプの雑誌がなくなるのは、個人的には大いに歓迎する事態です。
 もっとも、ネットがそれに取って代わるだけ…なのかもしれませんが。

 人の好奇心というものが強いのは分かりますが、「他人の人権」を侵害してなお正当化されるような好奇心というのは、罪悪以外の何物でもないというのは、言いすぎでしょうか?
 私は、そういう風に考え、行動しています。
 野次馬になるのも、その信条に反するため、人だかりがあっても横を通り過ぎる自制心…これはこれで、問題なのかもしれませんけれどね。

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