行政書士講座で利用中の「アガルート」に対する感想
私が現在、行政書士を目指すために利用している会社は、「アガルート」というところです。
ここの特徴として、「合格者に対するリターンが大きい」という点が挙げられます。
他の会社では、「条件を満たした人が万が一落ちた場合は、返金する」というものもありましたが、「確実にとる」というモチベーションを保つため、こちらを選択しました。
もう一つの特徴として、講座の料金が相当高いということがあります。
割引制度は存在しているのですが、それでもほかの会社の設定している金額に対し、かなり高額(15~20万円)になっております。
その代わりとして、合格者で一定のことを行ったものに対して、Amazonのギフト券や全額返金などのサービスを行っているという形をとっております。
そして、現時点での感想ですが……「良い部分と、悪い部分が極端に分かれている」というのが、正直な感想です。
まず、良い部分ですが……これは「テキストの出来がいいこと」、及び「講座の内容が非常に分かりやすいこと」です。
テキストの内容に沿って講座が行われるのですが、重要なところに線を引く形をとっており、基本的に「ノートを使う必要がない」レベルの詳細な知識が得られるという点は、大きな魅力であり、実際合格したい人にとって選ぶ理由になると思います。
そして、悪い部分なのですが……これは、いくつか挙げざるを得ないです。
まず1点目として「ホームページに書かれていることに、虚偽表示がある」ということです。
具体的には「質問制度」に関することであり、ホームページの説明では「分からないことは無料で何度でも質問できる」という書き方をしています。
ですが、実際に登録し、Facebook(これを利用することが、悪い部分と感じる人もいるかもしれません)のページにアクセスしたときに、とんでもないことが書いてありました。
質問で答えることはあくまでも「テキスト、問題集、及び講座の内容だけ」であり、「それに関連すること、六法の条文、民法で新しくなりまだテキストに掲載されていないこと」に対しては、質問できないと明記されております。
正直、これを見て私が感じたことは「羊頭狗肉」です。
実際この点に関しては、消費者庁のネットで行える広告に関する違反の部分で指摘させていただきました。
そして、2点目として「カスタマーセンターの態度が非常に悪い」というものがあります。
こちらに関しては、私にも多少の非があるのは事実です。
なぜならば、本来質問事項はFacebookを利用するべきであるにもかかわらず、カスタマーセンターに直接質問していたためです。
ですが、1点目で述べたことを考えれば、仕方ない……というよりも、「それ以外の方法がない」のが実情です。
そして、今回全くメールの内容を確認しないまま、機械的に「あなたが間違っている」という返答が来て、非常に怒りを覚えました。
指摘したことはそれこそ、一目見れば分かるレベルのことであるにもかかわらず、こちらが間違っているという返答なのですから……もはや、匙を投げるしかないという気持ちになるのは当然だと思います。
上記のことから「質が高い講師と、極端に質の低い運営」という構図になっていることが分かると思います。
それを納得した上で選ぶのならば、学習効率が良いため勧められるのかな? というのが結論になります。
正直、個人的には「現時点ではお勧めできない」です。
講義の内容でどう考えても、間違っている部分を確認することすらできないような状態であるため、フラストレーションがたまっており、非常にストレスを感じながら利用している状態ですから。
もちろん「講座の内容は優れている」ので、退会することは考えていないですけれどね。
絶対に合格し、見返してやるという気持ちで頑張っているところです。
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