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2021年1月

2021年1月18日 (月)

障害者への配慮

 今朝の新聞で、大学入学共通テストにおいて、4人が不正行為で失格となったという記事が掲載されていました。
 その中の3人は、マスクをきちんと着用するよう6回も指示されたにもかかわらず従わない、カンニング、試験時間終了後の記入など、失格になっても仕方が無いと思われる事例なのですが、1人だけ少し可哀そうだと感じたものがありました。
 それが、「国語で文章を読む際に、定規を使っていた」というものです。

 発達障害を有している人の場合、文章をまとめて目にすると、読むことができなくなってしまうということがあります。
 それを避けるために、定規を使って一行ずつ読むという行為が必要で、そうしないとまともに問題文を読むことができないという、健常者からすると信じられないようなことが、実際に存在しているのです。

 それを考えると、せめて無地の定規を貸し出すなど、他の健常者と同じ条件で試験を受けられるようにすることこそが、本来必要な事ではないかと感じました。
 障害を有していること、それに対して対策を取ったことが結果として失格につながるというのは、あまりにも可哀そうだと思います。
 ADHDや発達障害の人でも、知性には影響がないものの、そういう部分で問題を抱えている人は数多く存在し、そういう人たちが試験で普段通りにできない結果、実力を発揮できないというのは、ノーマライゼーションの観点からも問題があると感じています。

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