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2007年6月11日 (月)

ハーブの世界 その12 ローズヒップス

 今回も、どちらかといえば女性向けのハーブかもしれません。
 ハーブの中でも、もっとも多くのビタミンを含んでいる、ローズヒップスです。

Ca340492_1

 これは、そのまま飲めるように、あらかじめ身の部分をつぶしたものですが、固まりのものも市販されているようです。
 その場合は、スプーンの背などでつぶしてから入れると、早く浸出でき、香りもよくなります。

 ローズヒップスは、ローズという名前がついている通り、バラの花の後に出来る実の部分のことをさします。
 ただ、「ローズ」で使われる品種と、「ローズヒップス」で使われる品種は、微妙に異なるので、ローズを取った後の再利用というわけではないようです。
 ローズヒップス用の花は、香りが薄いので、ハーブティーには不向きなようですしね。

 さて、ローズヒップスの最大の特徴といえば、なんといってもビタミンが豊富なこと。
 特にビタミンCは、オレンジの10倍、レモンの20倍もの量が含まれており、別名「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほど。
 ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがあるので、肌荒れなどにも効果的。
 しかも、ローズヒップスのビタミンは、熱に強いため、ハーブティーにしても、効果は十分期待できるのが嬉しいところです。

 また、トマトと同じ、リコピンと呼ばれる成分を含んでおり、活性酸素の除去や、利尿、便通をよくしてくれるという、優れものです。
 トマトと同じ成分を含んでいるからか、ハーブティーに入れた残りの柔らかくなったものを口に含むと、甘い感じで少しトマトに近いような味わいがあります。

 また、男性にとっても、栄養補給として優れているため、特にタバコを吸う人や、アルコールを飲む人にとっては、お勧めのハーブです。
 ビタミン豊富なので、疲労回復効果も期待できますしね。

 また、ミネラルも意外と多く含まれているため、ホルモンバランスの改善にも、結構効果があるようです。
 ローズとのブレンドで、その効果は更に引き立つので、この組み合わせはお勧めです。

Ca340452

 色は、こんな感じ。
 ほのかに色づくという感じで、それほど強い色ではありません。

 味は、フルーティーで、甘みとすっぱみが混ざったような味です。
 ハーブ特有の草の感じはほとんど無いため、それが苦手な人でも、これなら飲めると思います。
 もし、酸味を感じる場合は、蜂蜜などを加えると、より飲みやすくなります。
 また、甘いお菓子のお茶請けとしても、効果的かもしれません。

 注意点としては、他のハーブよりも、少し長めに抽出すること。
 普通のハーブは3分程度で十分抽出できるのですが、ローズヒップスの場合は、最低5分、できれば10分くらいおいたほうが、より効果が期待できると思います。
 そのほうが、とろみのある味わい深いハーブティーになりますので。

 副作用については…特に記述は見られませんでした。
 元々水溶性のビタミンばかりなので、多くとったとしても、すぐに体外に排出されてしまうと思います。
 これもまた、安心して飲めるハーブの一つと考えていいと思います。

 このローズヒップスは、単独で飲んでもいいのですが、ローズやハイビスカス、カモミールやシナモンなど、幅広いブレンドに適したハーブです。
 それほど癖が強くないため、混ぜても相手の味を損ねてしまうことが無いですし、ビタミンを加えるという意味でも、ブレンドは有効な手段ですしね。

 中には、このローズヒップスを使って、ジャムを作るという人もいるとか。
 酸味と甘みがあるので、意外と美味しいかもしれませんね。

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