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2007年4月 2日 (月)

ハーブの世界 その11 ローズピンク

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 久しぶりに、ハーブの更新です。
 今回紹介するのは、ローズ(バラ)です。
 ちなみに、ローズの学名「ロサ」は、ギリシャ語の「ロドン(赤)」に由来しているそうです。

 バラといわれると、観賞用というイメージがありますが、実はハーブにも用いられています。
 (もっとも、ハーブで使うのは、オールドローズと呼ばれるもので、観賞用のものとは品種が違うようですが…)

 ローズのハーブティーには、さまざまな効果があります。
 まず、このほのかで上品な香りは、気分の落ち込みや、不安感を和らげ、リフレッシュさせてくれるという効果があります。
 次に、肉体的な効果では、胃腸の疲れや、神経性の下痢、便秘にも効果的です。
 更に、ホルモンのバランスを整える作用があるので、特に更年期障害の方にとっては、とってもありがたいハーブだと思います。
 加えて、しみを防ぎ、肌をしっとりさせる効果があるので、女性にはとっても役立つお茶だと思います。

 加えて、男性にもありがたい効果があります。
 肝臓の働きを助けてくれるため、二日酔いや、抗生物質の薬害などを取り除いてくれるのです。
 最近アルコールや、薬を飲みすぎた…という方は、試してみるのもいいかもしれません。

 色は、てっきりバラの色がそのまま出ると思っていたのですが、薄い黄色っぽい色のお茶になりました。
 バラの香りが上品に香ります。

 味は、やや甘く、さっぱりしてくせのない味なので、よほどバラの香りが苦手という方以外なら、どなたでも大丈夫だと思います。
 もちろん、バラの香りが好きな方であれば、好ましく受け入れられると思います。

 副作用はないのですが、花びらだけに、一つ欠点があります。
 それは、「変色、変質しやすい」ということ。
 直射日光や湿気などに注意して、新鮮なうちに使い切ることが大切だと思います。

 ちなみに、ローズにはローズレッドと、ローズピンクという二種類があります。
 ローズピンクのほうが多少高価ですが、より甘く、繊細な香りが楽しめるのがメリットです。
 その分、ローズレッドよりも更に色が変わりやすいというデメリットもあるので、飲む方の使用頻度に合わせて選ぶのがいいと思います。

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