« 安物買いは× | トップページ | 転ばぬ先の… »

2006年5月24日 (水)

次世代ディスク一考

 現在、いよいよ次世代対応のドライブが発売されようとしています。
 結局、「ブルーレイ」と、「HD DVD」の統合はならず、別々の規格として製品を発売することになってしまいました。

 私は専門家ではないので、的外れかもしれませんが、これからどうなっていくかという予測について、若干述べたいと思います。

 「HD DVD」の最大のメリットは、メディアの構造が従来のDVDと互換性があるため、安価に製造できるところだと思います。
 この点から、記録用ディスクとしては、恐らく「HD DVD」の方が、優位に立つのではないでしょうか。
 (ブルーレイ1枚の値段で2枚のメディアを買えるとなれば、「1枚に収めなければならないデータ」以外については、HD DVDを選択する方が多くなると思います)
 また、マイクロソフトがHD DVDを支援していることから、パソコンへの導入という意味でも、優位性があると思います。

 対する「ブルーレイ」は、容量がポイント(HD DVDの15GBに対し、25GB)。
 ただ、従来の工法とは全く異なるため、初期投資がかかるため、その点は恐らくメディアの価格という形で跳ね返ってくると思います。
 その分、「高画質、高音質」を売りにすることで、映画などには向いていると思います。

 ここで、重要な戦略要素となると個人的に思っているのが、「プレイステーション3」。
 これが、ブルーレイの起爆剤として期待されているのですが、個人的にはむしろ危険性のほうが高いと思っています。
 なぜならば、プレイステーション3によって、ブルーレイの「視聴」が出来るということで、ブルーレイに映像を記録するという動きになれば、確かにブルーレイ陣営にプラスなのですが、パソコンユーザーの場合、そこまでの容量は必要としない場合が多数でしょうし、ブルーレイはパソコンでの観賞には相当のスペックを要求され、現在のパソコンではほとんどが対象外ということを考えると、メディア単価の安いHD DVDを選択して、「ブルーレイはプレイステーション3で見る」という棲み分けをもたらす結果にもなりかねないと考えます。

 職場で、この話をしたら、「どちらかというと今はハードディスクだろ」といわれました。
 確かに、容量を考えると、ハードディスクプレーヤーこそがハイビジョンを収めるのにもっともふさわしいのかもしれません。
 しかし、大きな弱点があります。
 それは、パソコンと違って、「スキャンディスク」や、「デフラグ」という処理を行えないこと。
 その結果、一部の人からは、「いつ爆発するか分からない爆弾」扱いされています。
 そして、そこからデータを取り出し、ほかのところに持ち運ぶには、やはり光ドライブがもっとも軽量かつ現実的なのもまた事実だと思います。

 まあ、今はまだ「先物買い」もいいところなので、ある程度規格が安定してから手を出すのが無難だと思います。
 もしかしたら、きわめてわずかな可能性ですが、「DVDスーパーマルチ」のように、両規格対応のドライブが出るかもしれませんし。

« 安物買いは× | トップページ | 転ばぬ先の… »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 次世代ディスク一考:

« 安物買いは× | トップページ | 転ばぬ先の… »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ